爪先から頭の先までを美しくトータルケアしてくれる〈uka〉。そんな〈uka〉と旅雑誌TRANSITがともに旅をして、世界のいろんな街に暮らす人たちに出会いながら、その土地の美にまつわる知恵をあつめに出かけた、旅と美のストーリーです。
今回、南フランスを訪れ、あらゆる種類の花を栽培し、人びとの生活を支える製品に変えている農家兼ハーバリストのマリーさんに会ってきました。
photography&text=TRANSIT
フランス南東部、ラベンダー畑や美しい村々で世界的に有名なプロヴァンス地方。香水の都として知られるグラースの少し北にある山々に囲まれたカイユで、マリーさんは花を育てている。ボディバーム、リップクリーム、ハーブティー、フラワーエッセンス……。マリーさんは花を使って何でもつくれるようだ。
金融業界でキャリアをスタートしたマリーさんだったが、すぐにお金の世界に失望することとなる。彼女は香水業界に入り、植物の世界に興味をもって、そこで花のユニバースを発見した。そこでマリーさんは香水の原料の産地として有名なグラースの奥地に居を構えると、自分の花畑をつくり始めた。
マリーさんが花を使ってつくるさまざまな製品の中でも、フラワーエッセンスはもっとも好奇心をそそるものだ。フラワーエッセンスは、花がもつエネルギーが人間の感情に直接影響を与えることができるという考えに基づいている。20世紀初頭にイギリスのエドワード・バッチによって開発され、現在ではヨーロッパで広く使われている。
それぞれの花は特定の感情に作用するという考え方で、悲しい気分なら喜びをもたらす花を、不安ならリラックス感をもたらす花を......とそのときの気分に合わせてフラワーエッセンスを選んでいく。これらのエッセンスは日常的に使うだけでなく、特定の状況下で必要性を感じたときにも使うこともできる。
漢方薬と同様に、代替医療ではあるので、効果があるかどうかは使う人次第だが、自然と調和した生き方であることは間違いない。
花の収穫方法もユニークだ。山々に囲まれたカイユ村の花畑へ向かう。空気が澄んでいて花畑は静寂のなかにある。マリーはハサミを使って、水を張ったボウルに花を切り落としていく。花はその後、太陽の下で3〜5時間放置される。このプロセス自体が、感情を集中させるため、彼女はその過程を瞑想に例えるのが好きだ。煎じたものを濾過し、コニャックで希釈すれば、フラワーエッセンスのできあがり!もっとも簡単にフラワーエッセンスを使う方法は、水筒に数滴垂らして、一日中持ち歩いて飲用すること。フラワーエッセンスは、人びとの個性や対処したい感情に合わせて、数種類を選んで調合することが最適とされている。
ほとんどの花は晩春以降にしか栽培できないので、彼女は一年中ハーブティーをつくるために花を乾燥させている。ヘンプやラベンダー入りのハーブティーは心を落ち着かせ、ココア入りのハーブティーは活力を与えてくれる。〈uka〉と同様、マリーさんも植物の力が私たちの日常生活を支えてくれると信じている。
ここで、植物に詳しいマリーさんに、〈uka〉のボディオイルの感想を聞いてみることにした。
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