爪先から頭の先までを美しくトータルケアしてくれる〈uka〉。そんな〈uka〉と旅雑誌TRANSITが旅をして、世界のいろんな街に暮らす人たちに出会い、〈uka〉がその人の日々を美しくアップデートするお返しに、現地の人から美しくあるための秘訣を教えてもらう、旅と美のストーリー。
今回会いに行ったのは、イタリア・カラブリア州のトロペアで書店を営むChiara。観光客が旅の合間に読む本を探しにくる書店で忙しく働く彼女に、日々の“美のおまじない”について訊きました。ukaでは平日編を、TRANSITwebでは週末編を公開中。ここでは、平日の彼女を癒やすケアについて見て行きましょう。
photography=SACHIE ABIKO
text=TRANSIT
beauty care……水、uka rainy walk
目覚めの水とヘアオイル
朝起きたら、枕元に転がっている読みかけの本を棚にしまって、水を飲む。
ファッションもメイクもナチュラルなのが好みで、身支度にはそれほど時間をかけないけれどヘアスタイルにはこだわりがある。くせっ毛を生かしながらも、髪にハリとコシを与えるためのケアは忘れない。最近使っている〈uka〉のヘアオイルは軽くてツヤが出るところがお気に入り。
beauty care……uka perfume ma/jo
肌に夏を纏ったような香水
香りは、自分を元気にしてくれる魔法の力がある。忙しくて心に余裕がないときはとくにその力を感じる。
イランイランの香りは、雰囲気を魅惑的にしてくれるし肌に夏を纏ったようでもある。身支度を整えたら最後に1プッシュ。今日も一日頑張ろう。
beauty care……本、uka hand cream 7:15, 13:00, 18:30, 24:45
愛する本とお客さま
キアラの元気の源は本。日本の漫画も、イギリス人の作家も、もちろんイタリアの作品も、人生を新しい世界へと導いてくれる扉だ。
キアラの書店〈Libreria il Pensiero Meridiano〉は、夏のバカンスシーズン中、ひっきりなしに国内外の観光客、そして地元のお得意さんがやってくる。お客さまの本選びを手伝い、大量の箱を開け、棚を整え、オンラインの注文に対応し、ブッククラブを運営する。
指先が乾燥するのでハンドクリーム4種を気分に合わせて使っている。〈uka〉の7:15、13:00、18:30、24:45を選ぶとき、時間を自由に操れるみたいで、ちょっと嬉しい。
beauty care……トロペア
夏の終わりを待ちわびて
トロペアは、キアラにとって本という情熱が花開いた場所。高校生のときにこの書店でバイトしていたが、オーナーが亡くなり2015年に引き継いだ。書店をもつということは、もっともスリリングな冒険だと思っている。
いろいろな場所に住みさまざまな生き方を経験してきたことで、トロペアに暮らせる幸運を改めて実感した。観光地ゆえの困難もあるけど、活気に溢れ、本を愛する人たちに歓迎される場所を作りたかったし、旅人がくつろげる書店を目指している。
繁忙期はみんなの夏休みが終わることを待ちわびる。けれどまたすぐに、この場所から本を通して新しいコミュニティが生まれる素晴らしさも味わいたいと思う。
¥3,300(税込)
¥3,300(税込)
¥3,630(税込)
¥3,630(税込)
¥4,400(税込)
¥9,350(税込)